第69回インセクトフェアが東京大手町のサンケイビルで開催されました。（会場内は撮影禁止のため写真はありません）

以前から行ってみたいと思っていたけれど、１年前に参加を決意し、この日を迎えました。

話には聞いていたけれど、さすが日本最大の「インセクトフェア」！

会場の大きさ・出店者の数・標本の種類の豊富さ・来場者の多さに圧倒！

名古屋の販促会では経験できない驚きがいっぱいでした。

展示されている標本は、蝶をはじめ甲虫・セミ・ゴキブリ、それにコウモリ？　（なぜかよく売れていた）

生き虫では、国内外のクワガタなどの甲虫・水生昆虫・蝶の幼虫や蛹、さらにはタランチュラやムカデ。

用品では、専門書籍・標本用品・採集用品、昆虫のキャラクターグッズに至るまで、実に盛りだくさんでした。

来場者は、若年層の方が多く、とりわけ女性客の割合が高いなと思いました。

その手には、「My 標本箱」を持っている人が多く、購入した標本が順番に並べられていました。

来場者一人一人の標本を見つめる眼差しは、何があるかなという期待感と、欲しいものを見つけた時のワクワクした表情が、本当によく伝わってきました。

そんな中、同じブースで蝶の標本を販売している方のところに、小学生ぐらいの女の子と両親の３人のお客様が来店されました。

女の子が標本箱の中にお気に入りの蝶を見つけ、両親におねだりしている様子。少し相談したあと、ほかのブースへ移動。

しばらくして戻ってくると、やはり先ほどの蝶が気に入ったみたいで、標本を出してもらい説明を聞きながらも、その眼差しはずーっと蝶に向けたまま。

やがて両親の方へ振り返ると、お父さんから「買っていこうか」とOKの返事が返ってきました。

女の子はMy 標本箱にその蝶と、おまけのギフチョウを入れてもらうと、とてもうれしそうに抱きかかえてその場を離れて行きました。

「蝶に魅了された女の子」

私には、そんなふうにみえました。

今回、このフェアに参加させてもらえて、昆虫の魅力をまたひとつ感じたように思えた１日でした。